にゃんゲートが選ばれる7つの理由【獣医師がやさしく解説】

にゃんゲートが選ばれる7つの理由【獣医師がやさしく解説】

にゃんゲートは猫専用に設計された安全対策アイテム。玄関や廊下、階段、キッチンなど家庭のあらゆる場所に設置でき、脱走や事故を防ぎます。壁に穴を開けず設置できるうえ、スチール製で丈夫、隙間3.5cmで子猫も安心。日常のちょっとした油断から大切な命を守り、飼い主に安心を与えてくれる存在です。「うちは大丈夫」と思わず、暮らしに合わせた対策を整えましょう。

犬用ゲートと何が違う?

猫と暮らすご家庭では
「脱走対策どうしよう?」
「でも犬用ゲートでいいのかな?」
と悩む方が多いのではないでしょうか。

実は、犬用ゲートと猫用ゲートには
大きな違いがあります。犬用は
基本的に“仕切り”が目的であり、
隙間が広いため猫はすり抜けたり、
ジャンプで飛び越えてしまうことが
少なくありません。

「完全室内飼いだから安心」と思って
いても、玄関や窓の一瞬のすきから
外に出てしまったり、
高所から落下

して思わぬ事故につながるケースは
決して珍しくありません。
特に猫は

好奇心旺盛で、普段は大人しい子でも
不意に活発になり、
飼い主の予想を

超える行動を見せるものです。

こうした背景から、
猫専用に設計された

「にゃんゲート」が注目を集めています。
猫の特性に合わせて、すり抜けや
飛び越えを防ぐ構造になっているため、
日常のちょっとした危険をしっかりと
カバーしてくれるのです。

にゃんゲートは脱走防止だけでなく、
キッチンや階段、洗濯機周りなど
“家の中の事故”からも愛猫を守ります。
つまり「うちの子に限って…」という
油断を防ぎ、安心して暮らせる環境を
実現する心強い味方です。

ここからは、実際ににゃんゲートが
選ばれている理由を7つに分けて
 詳しくご紹介します。


 選ばれる理由① 幅広い場所に対応

にゃんゲートの大きな魅力は、
設置できる場所の自由度です。
取付幅は61.5~220cmまで対応。
付属パーツや別売オプションを使えば、
狭い廊下から広い玄関口まで、
さまざまな間口にフィットします。

例えば玄関。来客や宅配便の対応で
ドアを開ける際、
猫がすり抜けて

外に飛び出す事故はとても多いです。
「うちの子は玄関に近づかない」と
思っていても、外からの音や人の声に
興味を持ち、思わぬタイミングで
走り出してしまうことがあります。
そんなとき、
玄関前ににゃんゲートが

設置されていれば、飼い主が安心して
ドアを開け閉めできる環境になります。

また階段の前に設置すれば、子猫や
シニア猫の落下事故を防げます。
高い場所から転落すると、骨折や
内臓損傷など命に関わるケガに
つながる危険があります。
にゃんゲートを階段前に置くだけで
「安全に探検できる範囲」を
自然に区切ることができ、猫自身も
無理なく暮らせる環境になります。

さらに、キッチンや洗面所にも有効。
調理中に火のついたコンロに飛び乗り
やけどする事故や、落ちた食材や薬品を
誤食する危険をしっかり防げます。
特に玉ねぎやチョコレート、薬品類は
猫にとって命取りになることがあり、
キッチンは想像以上にリスクの多い場所。
にゃんゲートがあることで、飼い主は
安心して料理や家事を進められます。

このように、玄関・廊下・階段・キッチン
と家庭のあらゆる場面に対応できる
柔軟性こそ、にゃんゲートが多くの
 飼い主さんに選ばれる大きな理由です。


 選ばれる理由② 選べる高さ3サイズ

高さは150cm、170cm、190cmの
3種類から選べます。

ジャンプ力のある若い猫には
190cmが推奨されます。
大型のメインクーンやノルウェージャン
でも飛び越える心配が少なく、
「脱走ゼロ」を実現できます。

シニア猫や子猫が中心の家庭では
150cmを選び、扱いやすさを優先。
用途や猫の性格に合わせて高さを
選べる柔軟さは大きな魅力です。

「普段は飛ばないから大丈夫」と
思っていても、虫を追いかけたり、
大きな音に驚いたときなど、普段
見せないジャンプをすることも。

にゃんゲートは「想定外の動き」に
 備えられる設計になっています。


選ばれる理由③ 前後135°に開く便利ドア

ドア部分は前後どちらにも135°
大きく開く設計です。

掃除のとき、掃除機やモップを
通しやすく、荷物の出し入れも
ストレスなく行えます。

また、開けっぱなしにできるため、
普段は開放しておき、来客や玄関の
開閉が多いときだけ閉めるという
柔軟な使い方が可能です。

「閉め切りは猫に窮屈なのでは?」
と不安になる方もいますが、
にゃんゲートなら必要な時だけ
閉められるため、普段の生活の
自由度を奪いません。

使い勝手と安全性を兼ね備えた
この機能は、特に忙しい家庭で
 重宝されています。


選ばれる理由④ 片手でサッと開閉

マグネット式のロック構造で、
片手でもスムーズに開閉可能。

両手に買い物袋を持っていても、
赤ちゃんを抱っこしていても、
ワンタッチで操作できます。

「閉めるのが面倒で結局開けっぱなし」
という使い方は、脱走リスクを
高めてしまいます。

にゃんゲートなら手軽に閉められる
ため、無意識のうちに安全管理が
習慣化されます。

また子どもや高齢者でも扱いやすく、
家族全員で安心して使える設計です。
安全を確保するためには、簡単さが
 何よりも大切だと実感できる機能です。


選ばれる理由⑤ 壁に穴を開けない

横型の突っ張り式を採用しているため、
設置に工具は不要。壁に穴を開けずに
使えます。

賃貸住宅や社宅に住んでいる方も
安心して導入できる点が魅力です。

原状回復ができるので、引っ越しの
予定がある家庭でも安心。
「一度買えばどこにでも持って行ける」
という点は経済的にもメリットです。

設置や取り外しも簡単なので、
模様替えや季節ごとの部屋の使い方
に合わせて柔軟に動かせます。

「安全対策はしたいけど賃貸だから」
と悩んでいた家庭でも、にゃんゲート
 なら迷わず導入できます。


選ばれる理由⑥ よじ登っても大丈夫!

本体はスチール製。軽量ながら
非常に頑丈です。

猫がよじ登っても、体当たりしても
ぐらつきにくく、安定感抜群です。

安価な樹脂製ゲートでは、猫の力で
簡単に歪んだり倒れたりすることも。
その不安を解消してくれるのが
にゃんゲートです。

さらにスチール素材はお手入れも簡単。
水拭きやアルコール消毒も可能で、
衛生的に長く使えます。

「毎日安心して使えること」
「長く清潔に保てること」
どちらも両立している点が
 飼い主から高く評価されています。


 

選ばれる理由⑦ すり抜けさせない!

ゲートの隙間はわずか3.5cm。

子猫や細身の猫でもすり抜けられず、
「気づいたら外に出ていた」
というリスクを防ぎます。

犬用ゲートの隙間は広く、子猫に
とっては通り道になってしまう
ことが多いのです。

にゃんゲートは最初から猫を対象に
設計されているため、月齢の低い子や
やんちゃな子猫でも安心です。

さらに隙間が狭いことで、前足を
挟んでケガをするリスクも減少。
安全面での細やかな配慮が光ります。

「子猫のときからずっと安心して
使える」という点は、長期的に見ても
 大きなメリットとなります。


 

まとめ

にゃんゲートは、単なる仕切りや
インテリア用品ではありません。
猫の命を守るために設計された
“安全対策の要”なのです。

「うちの子は動かないから」
「完全室内飼いだから安心」
そう思っていた家庭で、実際に
事故や脱走が起きています。
猫は好奇心のかたまりであり、
普段は大人しい子でも、何かの
きっかけで思いがけない行動を
とることがあります。

特に玄関やベランダは一瞬の油断
が命取り。人間にとっては日常の
動作でも、猫にとっては大きな
冒険のチャンスになってしまう
のです。

にゃんゲートは、そんな危険を
日常の中で自然に防いでくれます。
工具を使わず設置でき、家族全員が
片手で簡単に操作できる仕様は、
「安全を続ける習慣」を無理なく
支えてくれます。

さらに、スチール製の頑丈さや
子猫でもすり抜けられない隙間設計
など、細部までこだわった工夫は
長く安心して使える証拠です。

大切な猫が、のびのび安心して
暮らせる空間を用意してあげること。
それは飼い主としての愛情表現で
あり、責任でもあります。

にゃんゲートはその想いを形にし、
日々の生活をより安全で穏やかな
ものにしてくれるパートナーです。
「備えておいてよかった」
そんな安心感を、ぜひご家庭でも
実感していただきたいと思います。