猫の理想体型は体重ではなく「BCS(ボディコンディションスコア)」で判断するのがポイント。触って肋骨が感じられるか、上から見てくびれがあるかをチェックすることで、肥満や痩せすぎの早期発見につながります。筋肉量や年齢によって体重は変動しますが、理想はあくまでバランスのとれた体型。フード管理や日常の遊び、食材選びを工夫し、数字に惑わされない健康維持を意識しましょう。毎日の“触れる習慣”が、愛猫の命を守る最も身近な健康チェックになります。
猫は本来あまり水を飲まない動物です。だからこそ「水を飲みすぎる」「おしっこが増える」といった変化は体からのSOSの可能性があります。慢性腎臓病、糖尿病、甲状腺機能亢進症などの病気が隠れていることも少なくありません。日々の飲水量やトイレの様子を観察・記録し、気になるサインがあれば早めに動物病院へ相談を。小さな気づきが大切な命を守るカギになります。