猫の熱中症サイン  知っていますか?【獣医師がやさしく解説】

猫の熱中症サイン 知っていますか?【獣医師がやさしく解説】

猫は実は暑さに弱く、熱中症は命に関わるとても危険な病気です。舌を出しての呼吸、よだれ、皮膚の戻りの遅れはSOSのサイン。特に短頭種・高齢猫・子猫はリスクが高く、室内でも油断できません。エアコンで28℃以下を保ち、風通しや涼しい場所を複数確保するなど環境づくりが何よりの予防。にゃんガードで安全に移動できる範囲を広げれば、猫自身が快適な場所を選べます。日々の工夫で大切な命を守りましょう。
高齢猫ちゃんに多い甲状腺の病気って?【獣医師がやさしく解説】

高齢猫ちゃんに多い甲状腺の病気って?【獣医師がやさしく解説】

高齢猫に多い「甲状腺機能亢進症」は、元気に見える行動が病気のサインになっていることがあります。よく食べるのに痩せる、夜中に走り回る、鳴き声が増えるなど、一見若返ったように見える変化も要注意。放置すれば心臓や腎臓へ負担がかかり、命に関わることも。腎臓病や糖尿病、高血圧など他のシニア猫に多い病気とも似ているため、見た目に騙されず定期検診で確認することが健康寿命を延ばすカギです。