失敗しない脱走防止柵の選び方と便利な活用アイデア【キャットケアスペシャリストが解説!】

失敗しない脱走防止柵の選び方と便利な活用アイデア【キャットケアスペシャリストが解説!】

脱走防止柵ってどれも一緒なの?
失敗しない選び方と脱走防止以外
にも役立つ使い方を紹介。
キャットケアスペシャリストのアドバイス付き!

販売されている脱走防止柵はどれも
同じように見えるし、何を選んだら
よいか迷ってしまう。

設置する場所に応じた失敗しない
選び方を参考にして、ぴったりの
脱走防止柵を見つけましょう。

脱走以外で悩んでいることや
猫の安全対策にも使える、
脱走防止柵の便利な活用アイデアも紹介します。

 

脱走防止柵を選ぶときの5つのポイント

購入するまえにしっかり確認する
ことが大切です。商品が届いてから
イメージと違ったり、サイズが
合わなかったりという失敗のないようにしましょう。


1|高さが十分にあるもの

猫のジャンプ力は体長の4〜5倍
といわれています。150cmぐらい
であれば助走なしで飛び越えることが
可能です。

助走もあればそれ以上になることも。
玄関や通路に設置する場合は
170cm前後、しっかり高さのあるものを選びましょう。


2|柵の幅が狭いもの

せっかく高さのあるものを選んでも、
柵の隙間を通り抜けられては
意味がありません。柵の幅は5cm以下
のものを選びましょう。

猫がどのくらいの狭さを通り抜ける
ことができるのか?
知りたい方はこちらを参考に。
驚愕!猫が通れる隙間の狭さ

 

3|素材が頑丈で長持ち

猫が飛び越えようとしたり、
ぶつかったりしても簡単に倒れたり
しない頑丈なものを選びましょう。

劣化しにくく、猫が爪を引っかけても
登れないような素材のものがおすすめです。


4|猫が簡単に開けられないロック

人がドアを開ける様子を観察し、学習して
開けることができる猫もいます。
猫が簡単に開けられないようなロックに
なっているかも選ぶときのポイントになります。


5|取付が簡単

いくら頑丈だとしても、壁に穴を
開けたりちょっとした工事が必要
となると大変です。

場所を変えたり、撤去するときのこと
も考えて、簡単に取付ができるものを選びましょう。

 



設置するときの注意点3つ


1|隙間ができないように

とくに窓に設置するときは隙間に
気をつけましょう。窓と柵の間に
隙間ができないように、開け閉めに
支障がない程度で窓にピッタリ沿うように
設置します。

隙間がゆがみになり、柵がしっかり
固定されません。


2|しっかり固定

柵を設置したあとに、揺らしたりしても
動かないようにしっかり固定しましょう。

突っ張りタイプで壁や窓枠などが
滑りやすい場合は、滑り止めを1枚
挟むと滑りにくくなります。

猫の力は想像より強く、体当たりすると
網戸も外れてしまうほどです。
ちょっとやそっとではビクともしない
ぐらい、しっかり固定しましょう。


3|柵の近くにものを置かない

柵を設置したら、周りにものを
置かないようにしましょう。
小さい段ボールでも足がかりになり、
柵を飛び越えてしまうかもしれません。

「すぐ片付けるから」も危険です。
物を置いた瞬間を猫は狙っているかもしれません。

 

脱走防止以外の活用アイデア

使用する場面は脱走防止だけではありません。
安全対策に使用したり、悩んでいること
の解決にも使うことができます。


■落下防止

2階の手すりや階段から飛び降りたり、
誤って落下してしまうケースも
多くあります。

2階の手すりの上に設置して落下を
防止したり、階段の入り口に設置して
2階へ侵入できないようにすることもできます。


■侵入防止

猫に入って欲しくない部屋や、
キッチンへの侵入を防ぐためにも
脱走防止柵が役立ちます。

特にキッチンは調理台に乗ったり、
生ごみを散らかしてしまうことを
防ぐことができます。

■仕切り

あまり仲がよくない猫同士や、
一時的に保護した猫などのスペースの
仕切りのためにも使えます。

生活スペースを分けたいけど、完全に
隔離はしたくないときなどに役立ちます。


まとめ

脱走防止柵を適当に選んでしまうと、
脱走防止の機能をしっかり使うことが
できず、ただの柵にしかなりかねません。

設置する場所にあう、頑丈で簡単に
取り付けができるものを選びましょう。

脱走防止以外にも便利に使える場面は
たくさんあります。猫の安全対策や、
今の悩みを解消できる使い方も可能です。

脱走防止柵を使ってより安全で
ストレスのない暮らしにも役立てましょう。

 

コメントへ戻る